2018年03月17日

第11回カムバックサーモン

みなさんこんにちは学芸員Aです。

十日町市で冬に使える公園ってなかなかないのですが、強いて挙げるとすればここ!

下条地区にある神明水辺公園。

雪が積もっている中で何に使えるかというと、

鮭の稚魚の放流。

例年行っているカムバック・サーモン事業に今年も下条(げじょう)小学校の児童が参加してくれまして、校区を流れる貝野川に一緒に放流しました。

神明水辺公園は、公園内に、川面に接近するための緩い坂道がつけられていて、雪が積もってもある程度使える便利な場所なのです。「なるべくなら川に近づいて欲しくない」という最近の風潮もあるかもしれませんが、そういう意味でも貴重な公園です。

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この事業は、十日町市も参加している信濃川火焔街道連携協議会が中魚沼漁協さんから稚魚を購入し、小学校に飼育や放流などを行ってもらうというものです。

昔の人々の生活は川と密接でした。たとえば川漁。鮭を取ることももちろんその一つ。たぶん縄文時代からずっと続いていたはずです。

宮中ダム、西大滝ダムが出来て私たちの生活は飛躍的に便利になったのだろうと思います。ですがその一方で、大量に取水(水は川ではなく山の中の巨大な管のなかを通っています)されることで、川の環境は一変し、鮭がいなくなったので漁はできなくなりました。

でも、私たちの生活はいつも自然に依存していて、これからも一体であり続けるだろうと思います。そういうことを身をもって体感することはとても大切。カムバック・サーモン事業は、鮭の卵や稚魚の飼育から放流を通じて、自然の営みと自分たちの生活とがいろんな意味でつながっていることを子どもに伝えつづけています。

お陰様でもう11回目を数えており、その甲斐あってか信濃川の支流に戻る鮭の数も年々回復の兆しを見せています。
漁協さんによると、帰ってくる稚魚の割合はなんと0.03パーセントくらいとか。児童の中から「うひゃー」という声が上がりました。ワタクシもそう思いました。1万匹に3匹くらい・・・なんとも厳しいですね。でももう10年以上になりますから、きっといずれは貝野川にも上がってくることを願っています。その日がとても楽しみです。

ことしも新聞記者さんが取材に見えました。放流するだけでもするべき作業はいろいろあるもので、手が足りない現場の雰囲気がそうさせるのか、記者さんもいろいろとお手伝いをしてくださいました。ここにはいつも、子どもを見守る大人の気持ちが集まります。感謝です。


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 11:53| Comment(0) | 日記

2018年03月09日

今日のニュース

みなさんこんにちは学芸員Aです。

今日もずっと事務作業に没頭しつつ、

古代について調べたいことがあって、「新潟県史」などを見ていました。

普段は大体「十日町市史」をみますが、今日はこっち。

古い時代になると、そもそも記録の解像度が悪いなるとか、

社会・文化の動きがダイナミックだったりとかして、

広域に眺めてあげる必要があるからです。


新潟県の初代県知事が十日町市の岡田正平さんだったのは有名ですが、

では記録にある限りの最初の「越後守」(または越後城司)が誰だったでしょうか。


知らないですよね、習わないですもの。

それから、新田氏の里見氏系の人々が上野(こうづけ)から引っ越してくる前、

平安時代、いったい誰がこのあたりを治めていたかというと、


津張荘司宗親(or宗近)という人がその系列で、このあたりに赴任していたようです。

ですが、横田河原の戦いで木曽軍にやられました。

城氏はのちに頼朝に下るも、反乱を起こして鎮圧され、滅亡しました。

そのあと、大井田氏などの、新田氏一族の里見系の人々がきたのです。


ところで、「威奈大村」さんは、天皇につながる由緒正しい血統の方だったらしいですね。

さかのぼっていったら、ある名前に行き着くそうです。

その名も、





えええっっ・・・・・!!

・・・

と、ここまで書いて、「今日のニュース」と題して書き始めていたことを思い出しました。

実は、上記は「今日のニュース」ではありません。

取り上げたかったのはコレ。




すごい(というか楽しい)ニュースなのに、、、、、これはまたいずれ。。。


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 18:22| Comment(0) | 日記

2018年03月07日

ごぜ唄が聞きたい

みなさんこんにちは学芸員Aです。

気にしている見ているせいなのか、「ごぜ」が目につきます。

3月24日(日曜日)に、まつだい郷土資料館で演奏会が開かれるそうです。

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チラシ表

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チラシ裏


 ■ごぜ唄が聞こえる

 平成30年3月24日(日曜日)13時30分〜

 料金 1000円

 定員 50名(要予約)

 新潟県が育んだ伝統芸能「越後ごぜ唄」。最後のゴゼだった人間国宝の小林ハルさんの愛弟子で、ごぜ唄の継承者である萱森直子さんによるごぜ唄公演会を、雪の残る十日町市松代で行います。 演目は、人気の「葛の葉」、そして今回は特別に「高田・長岡ごぜ唄聴き比べ」をしていただきます。高田のごぜ唄と長岡のごぜ唄、それぞれの違いをお楽しみください。

だそうです。

申し込みはチラシをご参照ください。

ご興味のある方は、ぜひ。


学芸員A
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posted by 十日町市博物館 at 17:34| Comment(0) | 日記