2017年08月02日

職場体験その2 2日目

みなさんこんにちは、学芸員Aです。

今日の体験者は中学生1名。

内容は10月に開催予定の「ガラス鏃作り」ワークショップの実験。

鏃だけではなく、できれば矢まで作ってしまおうと目論んでいるので、

実際、誰でもできるのかどうか、その実験。

「矢作り」なんてひとことで言ってしまうと簡単に見えますが、

実は手が込んでいます。材料がこれだけ必要です。

 鏃(やじり)

 矢柄(やがら)

 矢羽根(やばね)

 糸

これらに加えて、鏃を整形するための道具、矢柄を整形する道具、

それから、鏃と矢柄をつけるための接着剤も必要。

「鏃作り」のワークショップは数あれど、

「矢作り」のワークショップがほとんどないのは、

おそらく、道具の用意の難しさのためではないでしょうか。

でも、だ・か・ら・こ・そ、チャレンジしたい。上向きで。



前回の職場体験の時に、

中学生にとってガラス鏃作りが結構大変なことはわかっていました。

その原因は、単純に、力の大きさが足りないのだと思います。

女性の方にも、なかには難しいという人がいらっしゃる可能性もあります。

なので今回は心の準備ができていました。


結果、やはり大変のようです。

わかっていただけに、なんだか申し訳ない気持ちに。


つぎに大変なのはイメージかもしれません。

「押し剥がす」(押圧剥離)というのがなかなかイメージしづらいのか、

あるいは、力が足りないのを補うためなのか、

5寸クギを手にして、とりあえず叩くんですね。

いろんな方を見てきましたが、皆さん同じ。


それでも、なんとか鏃をつくって取り付けできました。

2017-08-02_syokubataiken2-2.jpg


しかし、そうはいっても、予想外のことはやはりあるもので、

今日は新たに次の二つに課題があることがわかりました。


 1 焚き火を起こす(アスファルを溶かす準備)

 2 彫刻刀やカッターを使う(矢柄を削る)


・・・そっかー・・・。という印象でした。

詳細は省略します。

ただ、現代人が、手作業から確かに遠ざかっているのだということを

心の底から実感しました。


ワークショップの意義をどう考えたらいいのか、

新しい課題をもらったような気がしてきました。感謝。


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 18:03| Comment(0) | 日記
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