2018年01月26日

雪庇落とし

みなさんこんにちは学芸員Aです。

今日は朝から雪掘りに勤しみました。

ですが、ふと気がつくと、博物館の屋上の雪が雪庇を形成していました。

こりゃアブナイ。

率先して下での見張りを買って出た1名を置いて、2名で屋上へ急行しました。

すごい雪です(今更)。

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向こうに見えるブルーシートは休工中の新博物館の基礎。

屋上へ着くと、出入り口に胸の高さを超える雪が積もっていて、

このままでは雪庇にたどり着くのは難しそう。

というわけで、さっそくカンジキを持ってきて装着。じゃーん。

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さすが博物館!と思いきや、「お客様の体験用」なんだとか。

いやいやいや、実用を体験用にも供していると言ってください。


さて。

一通り終わって、息が上がったのを隠しながら、ひと休み。

一緒に作業した同僚。なにやら佇んでいらっしゃいます。

視線の先は・・・むむむ!さては「俺の新博物館」か。

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インタヴューしてみました。


「博物館の雪庇取りをしてみて、今どんな気分でしょうか。」

「雪国の醍醐味ですかねー。」


・・・普通に「雪景色」を見ていたようでした。


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 14:28| Comment(0) | 日記

2018年01月23日

防火訓練

みなさんこんにちは学芸員Aです。

「文化財防火デー」(1月26日)に近い月曜日。

休館日を利用しての防火訓練を行いました。

施設内から火が出る。

そんな想定ですが、

ほとんど人が実際にそんな場面に出くわしたことがないので、

本当にそうなったらと思うと「恐ろしい(ブルブル)」と思います。

だからこそ、落ち着いて必要な対応をとれるように、

あらかじめの訓練、訓練。大切です。

2018-01-23_syobokunren.jpg


いろんな状況があると思うんです。

火が出て、消さない状況が報告され、役割分担を命じる声が事務室に響きます。

訓練なので、いろんなことがあらかじめ決まっています。

でも、そうじゃないかもしれない。

あとから色々考えました。

「もし火が出ているのが今回と違う場所だったら」とか、

「もし職員が一人とか二人しかいなかったら」とか。。

「もしこれが火事だけじゃなく、別の災害が複合していたら」とか。

考え出したらきりがないくらい、いろいろあります。

そして、その基本となる行動を確認することこそ、この訓練の役割なんだと、

思い直したのでした。


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 11:40| Comment(0) | 日記

2018年01月22日

子ども縄文研究展2017

みなさんこんにちは学芸員Aです。

博学連携プロジェクトの子ども縄文研究展が今年も開催されています。

1月20日からは当博物館にも巡回してきまして、

展示のお手伝いをさせていただきました。

今年も頑張った児童たちの力作ぞろいです。

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関心したのは、吉谷小学校さんの工作、「矢」です。

よく見ると、矢尻と矢柄(軸)との接合部が黒い。


アスファルトだ!

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きけば

「近くに転がっていたアスファルトを溶かしてみたら案外いけた」

といいます。

小学生には矢尻の製作はまだつらいのが見て取れましたが、

それでも、それなりの形になっていたわけで、作るのは楽しかったろうなと想像して

ちょっと嬉しくなりました。


石器を含む道具は色々考えさせられるいい教材です。

土器は道具としての完成度もある程度重要かもしれませんが、

学習の中では使ってみるところまではあんまり考えない。

縄文時代においてもある意味でコミュニケーションツールのようなところがあって、

なんとなく見た目が勝負になりやすい道具です。


ところが、石器を含む道具は見た目より「使えるかどうか」が勝負。

「矢」なら飛ばなきゃ話にならないし、飛ぶように調整するにも、

いろいろな部品が組み合わさっているので、

完成に至るまで複雑で面倒な道具です。

それは現代の製品製作の原点のような、

「ものづくり」を学ぶいい教材なんじゃないか、

そんな風に思っています。


そういえば、小林達雄先生の言葉をまた思い出しました。


「2・3メートルしか飛ばない?

 そんなのは弓矢とは言えない。」


縄文人だって道具の物理的な有効性を突き詰めることがあるわけですね。

授業としてはもう、弓矢作りだけで半年費やしてもらってもいいんじゃないか、

そんな風にさえ思えます。


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 15:40| Comment(0) | 日記