2016年09月30日

第52回十日町市・中魚沼郡児童生徒科学研究発表会

みなさんこんにちは学芸員Aです。

十日町市内の某所で、標題にある研究発表会が開催されました。

「中魚沼郡」とは、現在の津南町のことです。

かつては十日町もこの一員でしたが、昭和29年(1954年)に町村合併により市に移行して離脱しました。

その後も合併が続いて、現在の中魚沼郡は津南町だけとなっています。

標題の名称はその名残、なのだと思います。


このような研究発表会が開催されていることは初めて知りましたが、とても良い会ですね。

どんな発表がなされたのかと題目を見て、

こんな企画が社会科にもあればいいのになあと思っていたところ、

ふと表紙のコラム的な文章に目がとまりました。

引用します(今回、著者は伏せます)。


 「・・・古代ハス(大賀ハス)というそうです。

  2000年以上昔の遺跡から見付かった、
  
  たった一粒の種子が現在によみがえり・・・中略

  ・・・2000年前の日本は弥生時代になります。

  放射性炭素年代測定を行い、その時代とわかったそうです。

  古代と現代をつなぐことになった科学の力にとても感心しました。」


3回ほど読んでから、しばし考え込んでしまいました。

大賀ハスの年代については、このブログでも少し触れたことがあります

その時の文章の大事な点を要約すると、こうです。


 @年代測定したのは種子ではなく丸木舟

 A丸木舟は縄文時代のもの

 B測定結果は約3,000年前(現在は較正すると約3,200年前の前後400年くらい)

 C種子と丸木舟の層位的な上下関係は不明


正しい知識をもとにしてこそ、善い知恵は生まれる。

理科と社会との関係はそのようなものでありたいと、教育部局の一員としては思います。


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 14:16| Comment(0) | 日記

2016年09月16日

いけめんてきめん

みなさんこんにちは、学芸員Aです。

博物館のお客様。

帰りたくないお子さんたちを連れて展示室で立ち往生。

困ったご様子でした。大変ですね。

子供「ねえねえ、このおじさん、誰?」

信濃川の漁業展示にいらっしゃるマネキンを指して、ワタクシに訊いてきました。

2016-09-14_ikemen.jpg

A「船を漕いでいるんだよ。漁から帰ってきたんだ。」

子供「え〜、動くの?生きてる?」

A「そうだよ。夜になってみんなが帰る頃になるとね、よいしょっと動き出すよ。」

子供「こわいよ、うそでしょ?」

A「本当だよ。もうしばらくいてくれたら、動き出すのが見られるよ。見ていってもいいよ。」

子供「え〜!!やだよ〜〜〜!もう帰る!帰る!帰る!」(たたたたたたたたた・・・)


親御さん「た、たすかりました。ありがとうございました。」

A「どういたしまして。」(←ドヤ顔)


(これはフィクションです。念のため。)


学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 15:10| Comment(0) | 日記

2016年09月13日

リオと女子レスリングと火焔型土器

みなさんこんにちは、学芸員Aです。

考えてみればスポーツと文化はいつも隣り合わせでした。

博物館の隣には体育館があります。うちがそうです。

スポーツ施設をつくるときには発掘がつきものです。笹山はまさにこれ。

リオには火焔型土器があります。そうそうあるある・・・


ん?


余り知られていないので大変残念ですが、PRが弱いと言われればそれまで。

実はリオデジャネイロのオリンピック・パラリンピックの会場にある「ジャパンハウス」。


いろんな風の吹き回しでそういうことになったみたいですが、

考えてみれば地球の裏側、そんなところにまで出かけていく土器って。

スポーツの力は偉大です。

そういえばうちの館長が近々リオに出張だというし、

なにかまたひとつニュースが生まれそうな気配が漂ってきました。


それはそうと、リオに展示してある火焔型土器の前で、

記念撮影したグループがいるというので、さっそくその画像を入手しました。

すごい情報収集力です(?)

きっと笹山遺跡のある十日町市中条地区の人たちに違いない、

そんなことを思いながら、「さ〜て誰だ〜♪」と拝見すると、そこには・・・・

以下、略。

学芸員A
posted by 十日町市博物館 at 15:41| Comment(0) | 日記